小さな子どもに便秘薬。
便秘薬を使ったからと言って、快便ではない様子。
お腹が痛かったり、お尻が痛かったり辛いもの。
いつまで使わなければ、いけないんだろう、、、
薬とのつき合い方は、ママにとっても心配なところですね。
今日はそんなご相談にお答えします。
便秘のお悩み、小さい子どもに増えています。
そして、便秘を放っておくと心配なのは、便秘とアレルギーには、深い繋がりがあります。
便秘のお子さんは、腸内環境が良くないため、アレルギーを発症する可能性が高いです。
なので、なるべく早い時期に、解消してあげたいもの。
けれども、今の便秘という状態は、これまでの食習慣、生活習慣、体質が
重なっての症状です。
「これさえ食べればすぐ治る」と1日で効果が出るようなものは薬です。
まずは、便秘の原因になっている腸を整えてあげると考えてみてくださいね。
便秘=腸が元気でない
つまり、腸内細菌が元気でないということです。
私たちの腸内細菌は食物繊維が好きです。食物繊維のエサがあると元気に活動してくれます。
反対に油っこいもの甘いものが多いと元気に活動できません。
ですから、皮ごと調理して砂糖、油を使わない重ね煮。
そして水分をしっかり摂れる重ね煮の味噌汁やスープが便秘の改善に
大きな力を貸してくれるのです。
我が家の長男の便秘の悩みを手放すまでを紹介します。
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我が家の長男は、頑固な便秘と偏食に悩んでいました。
お米も味噌汁もいつからか嫌いで食べなくなりました。
食物繊維を食べさせたいけど、野菜を食べてくれない。
薬にも頼ったけれど、改善されませんでした。
そして、息子の好きな味付けにしたら食べるだろうと、油や、砂糖、調味料で濃くした味付けを日常的にしていました。
しかし、普段食べないような重ね煮の和物を、たくさん食べたのには驚きました!
お味噌汁は、初めは飲みませんでしたが、汁だけでもいいと言われて、毎日食卓に出していたところ、汁は毎回完食するようになり、今では、時々、食感や味が嫌いで、具を残すこともありますが、大体完食するようになりました!
すると、2ヶ月経った頃から、あれほど痛がって出血までしていた酷い便秘が、痛がらずに、血も出ることなく出るようになりました。
重ね煮を始めて、11ヶ月の今では、毎日でる日も増え、2日に1回は、必ず出るようになりました。
時々、食べたものや、ストレスが加わると、出にくくなりますが、なぜ出ていないのかもわかるようになり、私も、安心して見守れるようになりました。
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変化のスピードは、人それぞれ。
必ず変わります!
急激に変化するものには、いきすぎる危険や、リバウンドがあったりします。
重ね煮は、ずっと続けていくことで、必ず改善していきます。
今、薬を使っている場合には、手当を取り入れながら、様子をみてくださいね。
減らしていけると思いますよ^ ^
ここで、お手当レシピを紹介します。
煮りんご
便秘には食物繊維。だから果物を沢山食べなきゃ、食べさせなきゃ!
と思っていませんか?
実は、果物に含まれている果糖が、腸の動きを悪くしている場合が多いのです。
食べ過ぎは禁物!
「1日1個のりんごは医者いらず」と言われますが、便を柔らかくして、排便を促す、整腸剤の効果があります!
生のままで食べるより加熱したほうが胃腸に優しく吸収もよくなります。
さらにりんごは加熱調理(100℃以上)すると食物繊維であるペクチンが6-9倍に増えるという研究もあるんですよ。
【材料と作り方】
りんご・・・2人分でりんご半分
梅酢 小さじ1/3
1.りんごの皮を洗って、皮ごとくし切にする。
2.フタつきのフライパンにりんごを並べ、水大さじ2と梅酢を合わせたものを加えてフタをして中火で蒸し煮する。
【ポイント】
☆蒸し煮の程度の目安はりんごがしんなりするまで。所要時間3~5分です。
☆まだ水気が残っているようならばフタを取って火を強めて、水気を飛ばしてくださいね。
☆最後にはちみつをひと回ししても、シナモンをちょっぴりふりかけても
美味しくいただけます^^
とっても簡単で、お砂糖も使っていないのに、びっくりするほど、甘くて美味しいですよ!
ぜひ、作ってみてくださいね(^ ^)