ヨーグルトで便秘改善できる?
ヨーグルトは、カチカチうんちで泣き叫ぶ我が子のために、わたしが良かれと思って毎朝出していたものです。
ヨーグルトには「乳酸菌」や「ビフィズス菌」といった、腸内で体にいい働きをする「善玉菌」が含まれているため、腸内で「悪玉菌」の増殖を抑え、腸内環境を整えられると思っていました。
しかし、ヨーグルトを食べさせても、息子の頑固な便秘は改善されませんでした。
ヨーグルトは日本人の腸には合わない!?
私たちの消化器官は、昔から食べてきた馴染みのある食べ物を消化・吸収するようにできています。
乳製品は、乾燥地域に暮らす人々が身体と喉を潤すために摂ってきたもの。
温暖湿潤の日本に暮らす私たちの身体には馴染みのないものです。
馴染みのない食べ物は、腸に入ったとしても、腸の中で増えることは難しいのです。ヨーグルトに含まれる菌は、日本人の腸には住みつきにくいのです。
乾燥地域の人たちにとっては、腸内環境を整える食べ物でも、私たち日本人にとっては、そうとは言えないのです。
もう一つ言うと、私が息子に食べさせていたのは、加糖のヨーグルト。
腸内細菌は、砂糖が苦手です。
良かれと思って頑張って取り入れてきたことが、実は、体の負担になっていました( ; ; )
子どもの便秘解消の鍵は、日々の食生活にあります。
日々の食生活を見直さずに、便秘にいいと言われる食べ物を取り入れたところで、根本解決には、つながらないのです。
大切なのは、私たちの体に合った食べ物、食べ方で腸を整えることです。
私たち日本人に馴染みのある発酵食品は、昔から食べてきた味噌や醤油、納豆なのです。
腸内環境を整えるためにも、毎日食べたいのは、これらを使ったもの。
おすすめは、毎朝のヨーグルトを、重ね煮のお味噌汁に変えることです。
旬の野菜のたっぷり入ったお味噌汁は、腸内環境をしっかり整えてくれ、免疫力も上がります。
重ね煮のお味噌汁なら、皮ごと、アク抜きなし、出汁も不要で、手軽に始めることができます。
そして、簡単なのに、美味しいので、面倒くさがりの私でも、毎日、食卓に出すことができています(^ ^)
ぜひ、試してみてください♪